現代批評 The Tongue Is Ever Turning To The Aching Tooth

酒井信/文芸批評・メディア文化論 明治大学准教授/note.com/msakai77/ 『松本清張の昭和』講談社現代新書『吉田修一と『国宝』の世界』朝日新聞出版『松本清張はよみがえる』『現代文学風土記』西日本新聞社など。

2020/09/30

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第127回 上田岳弘『ニムロッド』

›
 西日本新聞の連載「現代ブンガク風土記」(第127回 2020年9月27日)は、上田岳弘の芥川賞受賞作『ニムロッド』を取り上げています。表題は「夢か幻か 媒介する通貨と言葉」です。 小説の舞台は近未来の日本で、生物の寿命を司るシステムが解明されたため、富裕層は「寿命の廃止技術」を...
2020/09/26

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第126回 上田岳弘『塔と重力』

›
西日本新聞の連載「現代ブンガク風土記」(第126回 2020年9月20日)は、上田岳弘の代表作の一つ『塔と重力』を取り上げています。表題は「「小窓」で生きる複雑な世界」です。 38歳の主人公は、17歳の時に予備校仲間と勉強合宿に行った時に、阪神淡路大震災に遭い、宿泊先のホテルが倒...
2020/09/16

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第125回 島田雅彦『カタストロフ・マニア』

›
 西日本新聞の連載「現代ブンガク風土記」(第125回 2020年9月13日)は、島田雅彦のディストピア小説『カタストロフ・マニア』を取り上げています。表題は「感染症が蔓延 原野へ先祖返り」です。 この作品は感染症が蔓延する2036年の東京を描いた、島田雅彦の作品としては珍しいSF...
2020/09/10

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第124回 高山羽根子『首里の馬』

›
 西日本新聞の連載「現代ブンガク風土記」(第124回 2020年9月6日)は、高山羽根子の芥川賞受賞作『首里の馬』を取り上げています。表題は「港川の記憶 前衛的な寓話」です。琉球王国の古都である沖縄県浦添市港川を舞台にした作品です。 今週の月~水は、青山学院大学社会情報学部の集中...
2020/09/03

「広報会議」2020年10月号に寄稿しました

›
 「広報会議」2020年10月号に「ソーシャルリスクと炎上対策」に関する論考を寄稿しました。 「広報会議」2020年10月号目次 https://www.sendenkaigi.com/books/back-number-kouhoukaigi/detail.php?id=233...
2020/09/01

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第123回 遠野遥『破局』

›
 西日本新聞の連載「現代ブンガク風土記」(第123回 2020年8月30日)は、遠野遥のデビュー2作目&芥川賞受賞作『破局』を取り上げています。表題は「抑圧と解放 現代の青春残酷物語」です。慶應義塾大学を舞台にした小説ですので、大学院から助教時代まで10年ほどいた時の内輪ネタも織...
2020/08/27

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第122回 辻村深月『ツナグ』

›
 西日本新聞の連載「現代ブンガク風土記」(第122回 2020年8月23日)は、辻村深月の代表作の一つ『ツナグ』を取り上げています。表題は「品川起点に物語る集合的記憶」です。 8月も色々と仕事が重なり、夏休みを過ごした感じが全くしないですが、遅れている原稿に取り掛かりつつ、青学の...
2020/08/17

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第121回 馳星周『少年と犬』

›
 西日本新聞の連載「現代ブンガク風土記」(第121回 2020年8月16日)は、東日本大震災と熊本地震の双方を描いた、馳星周の直木賞受賞作『少年と犬』を取り上げています。表題は「「守護神」の旅路描く震災文学」です。 東日本大震災の被災地を起点として、5年の歳月をかけて熊本に向かう...
2020/08/12

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第120回 馳星周『不夜城』

›
祝120回! 西日本新聞の連載「現代ブンガク風土記」(第120回 2020年8月09日)は、新宿歌舞伎町の「裏の裏」を舞台にした馳星周のデビュー作『不夜城』を取り上げています。表題は「都会の「ジャングル」裏の裏」です。 連載も120回に達しましたが、取り上げる候補作のリストは増え...
2020/08/05

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第119回 前田司郎『愛でもない青春でもない旅立たない』

›
西日本新聞の連載「現代ブンガク風土記」(第119回 2020年8月26日)は、前田司郎の出身地・五反田を舞台にした青春小説『愛でもない青春でもない旅立たない』を取り上げています。表題は「通過儀礼なく大人になれるか」です。 現時点で引き受けている仕事量的に、夏休みは終わった感じがし...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示
Powered by Blogger.