現代批評 The Tongue Is Ever Turning To The Aching Tooth

酒井信/文芸批評・メディア文化論 明治大学准教授/note.com/msakai77/ 『松本清張の昭和』講談社現代新書『吉田修一と『国宝』の世界』朝日新聞出版『松本清張はよみがえる』『現代文学風土記』西日本新聞社など。

2021/08/29

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第173回 吉田修一『続 横道世之介』

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 「現代ブンガク風土記」(第173回 2021年8月29日)は、吉田修一のベストセラーシリーズの2作目『続 横道世之介』を取り上げています。表題は「苦境の中で輝く友情」です。  東京で開催されるパラリンピックを題材とした数少ない現代小説です。都会で善良に生きることの価値を問う、訛...
2021/08/23

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第172回 赤川次郎『セーラー服と機関銃』

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 「現代ブンガク風土記」(第172回 2021年8月22日)は、高層ビルが増え始めた新宿を舞台にした、福岡出身のベストセラー作家・赤川次郎『セーラー服と機関銃』を取り上げています。表題は「平易な文でYAKUZA描く」です。子供の頃、小学校の移動図書館で人気を博していた赤川次郎につ...
2021/08/16

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第171回 宮本輝『螢川・泥の河』

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 「現代ブンガク風土記」(第171回 2021年8月15日)は、戦争の影が色濃く残る富山と大阪を舞台にした宮本輝『螢川・泥の河』を取り上げています。表題は「生死や運をめぐる哲学」です。  戦争という人間の悪意が凝縮された時代を通過してなお残る、人間の逞しさや優しさに触れたいと思う...
2021/08/09

祝170回 西日本新聞「現代ブンガク風土記」 中上健次『枯木灘』

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「現代ブンガク風土記」(第170回 2021年8月8日)は、中上健次の代表作『枯木灘』を取り上げています。表題は「世界文学の系譜で「路地」描く」です。この連載では、私が生まれた1977年以後の「現代文学」を取り上げていますが、『枯木灘』は1977年刊行(初出は1976~77)の作...
2021/08/02

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第169回 奥田英朗『オリンピックの身代金』

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 「現代ブンガク風土記」(第169回 2021年8月1日)は、奥田英朗『オリンピックの身代金』を取り上げています。表題は「1964年五輪と「戦前の影」」です。  戦後日本が20歳に達していない「身の回りのすべてが青春」だった時代に開催された東京オリンピックを巡るサスペンスです。「...
2021/07/26

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第168回 乗代雄介『旅する練習』

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 「現代ブンガク風土記」(第168回 2021年7月25日)は、乗代雄介の三島由紀夫賞受賞作『旅する練習』を取り上げています。表題は「ポスト・コロナの「鹿島立ち」」です。写真はカシマスタジアムを走る「サッカーの神様」ジーコの写真を採用頂きました。  長崎でサッカーを6年間やってい...
2021/07/19

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第167回 佐藤究『テスカトリポカ』

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 「現代ブンガク風土記」(第167回 2021年7月18日)は、佐藤究の第165回直木賞受賞作『テスカトリポカ』を取り上げています。表題は「増える移民 川崎の新現実」です。西田藍さんとの対談「第165回直木賞展望 直木賞はどの作品に」でも時間をかけて議論した作品です。 https...
2021/07/14

第165回直木賞対談

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第165回直木賞の候補作に関する西田藍さん(文芸アイドル、書評家)との対談を、西日本新聞の朝刊とオンライン版にご掲載頂きました。今回も良い候補作が挙がっていますので、お時間のある時にでもご一読を頂ければ幸いです。 「第165回直木賞展望 直木賞はどの作品に」 https://ww...
2021/07/12

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第166回 筒井康隆『文学部唯野教授』

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  「現代ブンガク風土記」(第166回 2021年7月11日)は、筒井康隆の『文学部唯野教授』を取り上げています。今週は直木賞予想の対談も、西日本新聞に掲載予定です。  表題は「文芸批評が「花形」だった時代」です。早治大学、立智大学、明教大学など実在の大学を想起させる場所を舞台に...
2021/07/05

西日本新聞「現代ブンガク風土記」第165回 金原ひとみ『fishy』

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 「現代ブンガク風土記」(第165回 2021年7月4日)は、金原ひとみ『fishy』を取り上げています。表題は「「男性社会」から自由な恋愛」です。前便のとおり、本連載は事前に協議の上ピックアップした現代小説に対する批評文ですので(掲載順やその可否、タイトルについてもご担当のデス...
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