現代批評 The Tongue Is Ever Turning To The Aching Tooth

酒井信/文芸批評・メディア文化論 明治大学准教授/note.com/msakai77/ 『松本清張の昭和』講談社現代新書『吉田修一と『国宝』の世界』朝日新聞出版『松本清張はよみがえる』『現代文学風土記』西日本新聞社など。

2025/07/28

『立岩真也を読む』の書評と「やまとみらいカレッジ 現代文学風土記・神奈川編」

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 西日本新聞(2025年7月26日)に、稲葉振一郎・小泉義之・岸政彦著『立岩真也を読む』の書評を寄稿しました。タイトルは「自由と分配巡る思想 再評価」です。立岩真也といえば様々な文体で「生存の肯定の思想」を展開した、個性的な書き手という印象で、追悼という気持ちで書きました。「人の...
2025/07/16

第173回直木賞は誰に?(西日本新聞)

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 西日本新聞朝刊(2025年7月16日)に、第173回直木賞展望(西田藍さんとの対談記事)が掲載されました。今回は良い候補作が多く、私の評価では、1位が塩田武士さんの『踊りつかれて』、2位が夏木志朋さんの『Nの逸脱』、3位が青柳碧人さんの『乱歩と千畝 RAMPOとSEMPO』と芦...
2025/06/29

「松本清張がゆく 西日本の旅路」第19回 「点と線」 福岡市東区 香椎海岸

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 西日本新聞の連載「松本清張がゆく 西日本の旅路」第19回(2025年6月28日)は、鉄道旅行の魅力を伝えつつ、「点」としての情報を「線」へと繋げながら、事件の真相に迫った名作『点と線』を取り上げました。担当デスクが付けた表題は「映画化意識した「絵」になる傑作」です。 『点と線』...
2025/06/22

「松本清張がゆく 西日本の旅路」第18回 「表象詩人」 宮崎県高千穂町 天岩戸神社

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 西日本新聞の連載「松本清張がゆく 西日本の旅路」第18回(2025年6月22日)は、松本清張が小倉の文学サークルでの思い出を記した晩年の代表作の一つ「表象詩人」を取り上げました。担当デスクが付けた表題は「文学を通した友情と再会」です。1972年に連載された「黒の図説」の一作で、...
2025/05/25

「松本清張がゆく 西日本の旅路」第17回 「火の記憶」 壇ノ浦古戦場跡(山口県下関市)

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 西日本新聞の連載「松本清張がゆく 西日本の旅路」第17回(2025年5月25日)は、推理小説の習作となり、後の「張込み」を準備した3作目の「火の記憶」を取り上げました。担当デスクが付けた表題は「不幸な運命に抗う女性描く」です。  松本清張のデビュー作「西郷札」は1951年3月に...
2025/05/01

PLANETS SCHOOL「戦後80年を小説から読む」

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 2025年5月8日に、宇野常寛さんのPLANETS SCHOOLで「戦後80年を小説から読む」という講座を担当します。柄谷行人・江藤淳の批評を切り口として、谷崎潤一郎・川端康成・太宰治・坂口安吾・三島由紀夫・遠藤周作・松本清張・司馬遼太郎・村上春樹の文章を取り上げながら、戦後日...
2025/04/27

「松本清張がゆく 西日本の旅路」第16回 「骨壺の風景」 大満寺(北九州市小倉北区)

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 西日本新聞の連載「松本清張がゆく 西日本の旅路」第16回(2025年4月27日)は、ばばやんこと祖母・カネとの思い出を綴った、晩年の自伝的小説「骨壺の風景」を取り上げました。担当デスクが付けた表題は「掘り起こされた祖母の思い出」です。  松本清張の一家は小倉の旦過市場の近くで飲...
2025/04/24

楽天大学ラボ 「戦後思想」再考―江藤・吉本・三島から読み解くこれからの生き方 先崎彰容×酒井信×宇野常寛

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 宇野常寛さんと先崎彰容さんとの楽天大学ラボでお話しした動画「戦後思想」再考が公開されました。江藤淳の「成熟」、吉本隆明の「自立」、三島由紀夫の「明晰」をめぐる話です。短時間の打ち合わせで、濃厚なお話ができるお二人はさすが、と思いました。当初は憲法とか60年代の思想についてお話す...
2025/04/18

毎日新聞の講演記事と『松本清張研究 第二十六号』と『庭の話』書評

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 毎日新聞の西部版(2025年4月18日)に先月、小倉の丸善で行った講演の取材記事を掲載頂きました。表題は「小倉で育んだ素養 清張を語る」です。小倉城を借景にした講演では、小倉・九州を舞台にした清張作品の描写や、下関・小倉時代の祖母を通した父との関係などについてお話ししました。『...
2025/03/30

「松本清張がゆく 西日本の旅路」第15回 「青のある断層」 萩(山口県)

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 西日本新聞の連載「松本清張がゆく 西日本の旅路」第15回(2025年3月30日)は、画家や画廊を描いた一連の作品のルーツと言える「青のある断層」を取り上げました。担当デスクが付けた表題は「絵描きの利点生かした舞台」です。  画家・画廊に関する作品では、他に「装飾評伝」などが有名...
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