2013/12/13

ムンバイ、約2000のスラムのうち、1つのツアー

ムンバイのスラムツアーがとても良かったです。ムンバイ都市圏には約2000のスラムがあり、人口の60%が暮らしているのだとか。
現地NGOに支払う約1200円の参加費の一部が、スラム内の教育資金に還元される仕組み。
住民もNGOの取り組みを分かった上で、見学に協力してくれるわけです。
ツアー参加者も住んでいる人の生活を尊重し、スラム内では写真は撮らないルールです。
スラム内の仕事をめくるめく見学していくと、人々の貧しさではなく、コミュニティの豊かさを体感できますね。一杯8円のチャイで談笑したり、民家の屋上からスラムの全体を見ることができます。
帰路、鈴なりに人があふれ、混雑する電車でチャーチゲート・ステーションに戻る頃には、ムンバイの街が違った魅力を放っているように見えます。
このツアー、大学の必修科目にしてもいいと思いました。こういうツアーを行きもしないで批判する人がたまにいますが、行った後で何かを言ったり書いた方が、自分のためになると思います。