2020/03/20

現代ブンガク風土記「連載100回を迎えて」上下

西日本新聞朝刊に、現代ブンガク風土記「連載100回を迎えて」上下(2020年3月18日、19日)が掲載されました。

上のタイトルが「W村上と吉田修一 均質化進行する時代 抗うべく土地に着目」。
下のタイトルが「ミステリー系作家たち 薄れゆく「土地の記憶」 伝えるメディアとして」です。

土地に根を張った小説は、その土地の固有の風土や、そこに住む人々の生業や価値観、後世に伝えるべき歴史などを記憶・伝達するメディアとして、高い価値を有していると私は考えています。
薄れていく「土地の記憶」を伝える優れた現代小説は思いの他多く、「現代ブンガク風土記」は100回を通過点として、これからも日本の「地方」を彷徨いながら続きます。