2018/08/27

西日本新聞社の朝刊会議を見学し、ゼミ学生向けのレクチャーを頂きました

ゼミの学生たちと福岡・天神にある西日本新聞本社を訪問し、翌朝の紙面の掲載順を決める朝刊会議や、Yahoo!ニュース等への記事配信などの業務を行う「西日本新聞メディアラボ」の見学を行ってきました。朝刊会議とは、西日本新聞の各部の部長やデスクが参加して、自社記事や共同通信の配信記事、三紙連合(中日新聞、北海道新聞)の記事の掲載順やその可否を決める重要な会議です。この会議の写真はないですが、学生たちが緊張した顔つきで、記事の順番や掲載の可否が決められていく様子を見守っていました。



朝刊会議の見学後は、毎週日曜に「現代ブンガク風土記」の連載を担当しているご縁で、文化部の北里部長と内門デスクより、新聞の紙面作りや新聞記者の仕事内容について特別レクチャーを頂きました。西日本新聞本社で朝刊会議を見学したばかりということもあって、学生の関心も非常に高く、多くの質疑の手が挙がっていました。

その後、Yahoo!ニュース等への記事配信や、西日本新聞のデジタル版を制作している関連会社の西日本新聞メディアラボを訪問し、加茂川取締役兼西日本新聞デジタル編集長より、紙の紙面作りとデジタル版や配信記事の作り方の違いについて、詳しいお話を頂きました。リアルタイムで「西日本新聞メディアラボ」の配信記事が何人のユーザーに見られているのかを確認しながらのご説明は、独特のライブ感があり、学生たちも楽しく見学していました。



懇親会にも文化部から4人の記者の方々にご参加を頂きまして、学生からの酒の席らしい質問にも丁寧に答えて頂き、学生にとりましてよい社会勉強となりました。西日本新聞の煉瓦風の建物は、天神の中心にあることもあり、子供の頃からランドマークのような場所で、学生と訪問し、朝刊会議を見学し、レクチャーを受けることができて感慨深かったです。



文教大学HPでの紹介記事
http://www.bunkyo.ac.jp/news/student/20180827-02.html