2022年10月1日(土)に「九州芸術祭文学カフェin長崎」(@長崎県美術館)で、谷崎賞・芥川賞作家・青来有一さんと「風土から現代日本文学を読む」という対談を行ないます。
場所は、長崎の人にお馴染みの出島町の水辺の森公園の県美です。主催が九州文化協会、共催が長崎県と西日本新聞社、後援が長崎県文化団体協議会です。ご準備を頂いた方々に心より感謝申し上げます。新型コロナウイルスの感染拡大も考慮しまして、広めのホールで60人の定員となっています。
青来さんとは長崎の原爆資料館の館長時代からお会いしていますが、拙著『現代文学風土記』では青来さんの作品を3つ取り上げていますので、その話と長崎や九州を舞台にした現代小説の話になるかと思います。谷崎賞の『爆心』は名作で、「聖水」も近年の芥川賞受賞作の中でも突出して優れた作品だと思います。
チラシの裏面に九州芸術祭文学賞の募集も出ています。五木寛之氏と村田喜代子氏に読んでもらえる貴重な機会だと思います。多くの個性的な書き手を輩出した九州で、現代文学への関心が高まることを願っています。
取材記事
長崎県の開催告知
https://www.pref.nagasaki.jp/object/kenkaranooshirase/oshirase/570524.html
西日本新聞の開催告知
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/984280/
九州文化協会の開催告知
https://kyubunkyo.jp/archives/1062