西日本新聞の連載「現代ブンガク風土記」(第88回 2019年12月8日)は、東山彰良の直木賞受賞作『流』を取り上げています。表題は「中国ー台湾ー日本…他文化小説」です。写真は学生時代から馴染み深い、中野サンモール商店街です。未だに映像・音楽関係のハードウェアは、この先の中野ブロードウェイにあるフジヤエービックで購入しています。
東山彰良『流』のあらすじ
山東省から移住してきた外省人の祖父と、高校教師の父を持つ葉秋生は、祖父の死と受験勉強のストレスから、大量のゴキブリや幽霊や狐火などの幻覚を見るようになる。葉秋生が成長していく過程で、祖父が国共内戦の時に経験した虐殺の謎が解明され、複雑な歴史を経て生まれた中華民国の戦後史が紐解かれていく。第153回直木三十五賞の受賞作。
東山彰良『流』のあらすじ
山東省から移住してきた外省人の祖父と、高校教師の父を持つ葉秋生は、祖父の死と受験勉強のストレスから、大量のゴキブリや幽霊や狐火などの幻覚を見るようになる。葉秋生が成長していく過程で、祖父が国共内戦の時に経験した虐殺の謎が解明され、複雑な歴史を経て生まれた中華民国の戦後史が紐解かれていく。第153回直木三十五賞の受賞作。